2月21日

ついに喋れなくなった。

言葉を発するたびに相手を不快にしているような気がして怖い。他人に原因をおくのは卑怯だと思いつつ、心当たりはとある上司の否定の態度。

およそ一年間続いていて、自分なりに流してきたが駄目そうだ。今のわたしは無口で臆病だ。

上司は決して悪人ではない。むしろ豪快で気の良い素敵な女性だ。ただ合わないだけなのだ、きっと。些細なことで落ち込んでしまう神経過敏なわたしが小さな否定を膨らませ続けたのだ。誰かに愚痴って笑って終わり。それができたらよかった。今からでも遅くない。そうだ、そうすればよいのだ。わたしは会社と仲良くしたいんだ。

このままわたしが潰れるとパワハラとして問題になってしまう。それは避けたい。慕いたい。

 

明日は野暮用で半休。

人生なにがあるかわからないもので、ちょっぴりセレブな集団に紛れてくる予定。何年か前の今頃はロープを買って命を捨てる場所を探して彷徨ったんだっけ。そう思えば快進撃だ。

死ねずに責められる恋愛ばかりだった。皆が生き残ったわけじゃないし、偶然生き残った自分を幸運だとも思えないけれど、幸運だと思ってくれる誰かがいたら嬉しいな。